講演情報

[3B10]レーザー核融合プロダクションリアクターの成立性に関する検討

*近藤 正聡1、大宮 馨4、内海 幹太4、城崎 知至2、森 芳孝3,5、松尾 一輝3 (1. 東工大ZC研、2. 広島大、3. EX-Fusion、4. 東工大、5. 光産業創成大学院大)

キーワード:

トリチウム、リチウム鉛合金、レーザー核融合炉、プロダクションリアクター

核融合炉の燃料であるトリチウムの資源量は極めて限定的である。レーザー核融合炉は燃料増殖ブランケットの体積を大きく確保できるため、トリチウムプロダクションリアクターとしての適性を有している。燃料増殖材として使用する液体リチウム鉛ブランケットの組成などを調整し、トリチウム生産性能を限界まで引き出し、トリチウム生産に特化したプロダクションリアクターとしての概念設計を行った。重水素を主な燃料とし、燃料増殖材において6リチウム濃縮を行わない条件で、生産可能なトリチウム量を評価した。また、プロダクションリアクターの登場が与える核融合エネルギーへのインパクトについても評価した。

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