講演情報

[3C01]原子力機構による環境放射能モニタリングの歩みと今後の展望(1)大規模環境モニタリングの経験と残された課題

*眞田 幸尚1、吉村 和也1、舟木 泰智1 (1. 国立研究機関法人日本原子力研究開発機構)

キーワード:

福島第一原子力発電所事故、空間線量率分布、大規模モニタリング、放射性セシウム分布、無人機

東京電力福島第一原子力発電所事故により周辺環境の大規模な放射線モニタリングが必要となった。原子力機構では、事故直後より原子力規制庁の受託事業としてヘリコプター、無人機及び車両などを利用した広域モニタリングをはじめとして、様々な環境放射線モニタリングを実行してきた。また、広域な空間線量率分布だけでなく、水底や土壌表面の放射性セシウム沈着量など効率的に広域を測定可能な新たな放射線計測手法を開発してきた。これらの広域モニタリングの経験を原子力防災ツールとしてレガシー化する取り組みを進めている。本シリーズ発表では、これらの環境モニタリングの経験や機器の開発経験及び原子力防砂ツールとしての適用などを紹介する。

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン