講演情報
[3C02]原子力機構による環境放射能モニタリングの歩みと今後の展望(2)航空機モニタリングの進展
*佐々木 美雪1、越智 康太郎1、眞田 幸尚1 (1. JAEA)
キーワード:
航空機モニタリング、福島第一原子力発電所、無人航空機、緊急時モニタリング
緊急時モニタリングに関する詳細な事項について記載された「緊急時モニタリングについて(原子力災害対策指針補足参考資料)」に対して、緊急時モニタリングの実施事項として、これまでの航空機モニタリングに関する記載へ新たに「無人機を用いた航空機モニタリング」についての記載が加えられた。原子力機構では、2011年の1F事故以降、無人ヘリコプターを用いた1F周辺の放射線モニタリングや、固定翼型の無人航空機、またマルチコプター等を用いた無人航空機による放射線測定技術の開発を進めており、現在、緊急時モニタリングを想定した各種機器及びシステムの構築を進めている。本発表では、これまで原子力機構で実施してきた航空機モニタリングの結果及び、将来の原子力防災に向けて開発を進めている無人機を用いた放射線モニタリングシステムの紹介を行う。
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