講演情報

[3C09]原子力機構による環境放射能モニタリングの歩みと今後の展望(9)緊急時モニタリング支援システムの開発

*舟木 泰智1、眞田 幸尚1、吉村 和也1 (1. 日本原子力研究開発機構)

キーワード:

福島第一原子力発電所事故、放射性セシウム、環境モニタリング

東京電力福島第一原子力発電所(1F)事故から13年が経過し、事故当初に福島県内の約12%を占めていた避難指示区域は、現在約2%までに縮小している。この間、公衆の被ばく線量低減を目的として、様々な環境放射能モニタリングが実行されてきた。我々は、今後の原子力災害の備えとして、1F事故対応による環境放射能モニタリングで得られた知見・教訓を反映した包括的なモニタリング支援システムの開発を進めている。本発表では、事故発災後の初期(半年程度)に環境放射能モニタリング結果から判断されるさまざまな意思決定を支援するツールの開発状況について報告する。

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