講演情報
[3G04]高速炉プラントに適用する免震装置の開発その4 3次元免震装置の組合せ試験
*湯川 正貴1、山本 智彦2、平山 智之3、横井 忍3、諸菱 亮太1 (1. 大林組、2. JAEA、3. MFBR)
キーワード:
高速炉、3次元免震装置、組合せ試験、同時載荷
厚肉積層ゴムと皿ばねユニットを直列配置した3次元免震システムを対象とした1/2縮尺組合せ試験体を製作し、水平方向及び上下方向の同時載荷による静的載荷試験を実施する。載荷試験では、設計範囲の2.0倍程度までの上下繰返し載荷及びオフセットせん断ひずみを与えた上下繰返し載荷を実施して、3次元免震システムの力学特性及び作動性を確認する。
試験結果から、各免震要素は前報で確認した力学特性を保持しており、組合せ後も各免震要素の独立性を維持できることを確認した。また、設計レベルを上回る繰返し載荷後も、本試験体は所定性能を保持しており、装置の健全性と安定的な荷重支持性能を確保している。更に、摺動材及び水平支持構造を介して装置の回転挙動を拘束することで、水平方向・上下方向への滑らかな作動性を確認した。これにより、開発した3次元免震システムは、設計時の免震性能を保持することを確認した。
試験結果から、各免震要素は前報で確認した力学特性を保持しており、組合せ後も各免震要素の独立性を維持できることを確認した。また、設計レベルを上回る繰返し載荷後も、本試験体は所定性能を保持しており、装置の健全性と安定的な荷重支持性能を確保している。更に、摺動材及び水平支持構造を介して装置の回転挙動を拘束することで、水平方向・上下方向への滑らかな作動性を確認した。これにより、開発した3次元免震システムは、設計時の免震性能を保持することを確認した。
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