講演情報

[3I11]高温高圧気液二相流計測技術の開発

*井上 直樹1、小室 吉輝1、中西 紘章1、内海 晴輔1、近藤 喜之1、竹内 淳一1、蒲原 覚1、上野 隆司1 (1. MHI)

キーワード:

二相流、高温、高圧、微細気泡、ボイド率、電極式プローブ

三菱重工が開発中の小型軽水炉は、自然循環方式を採用している。自然循環は炉心とダウンカマの静圧差によって誘起されるため、炉内のボイド率分布を精度よく評価することが重要となる。一方で、高温高圧二相流におけるボイド率計測事例は少ない。また、高温高圧環境では沸騰時に微細気泡が生じることが予想される。そこで、本研究では、電極式プローブを候補とし、高温高圧二相流への適用と微細気泡検出が可能なセンサの開発を行う。プローブの耐久性確認試験では、高温高圧環境へ適用可能であることを確認した。また、気泡検出確認試験では、界面活性剤を添加した常温の空気―水体系にて微細気泡を再現して計測を実施して、計測精度評価を実施した。

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