セッション詳細
[BC1]日本神経化学会共催シンポジウム
基礎臨床連携の実現による精神疾患研究の未来
2025年11月13日(木) 8:40 〜 10:40
第6会場(本館1F Room F)
座長:吾郷 由希夫(広島大学大学院医系科学研究科 細胞分子薬理学)、牧之段 学(熊本大学大学院 生命科学研究部神経精神医学講座 / 藤田医科大学精神・神経病態解明センター変革融合精神医学部門)
現在、様々な生命工学技術や脳活動計測法等が大きく発展してきているものの、精神疾患の成因・病態機構の解明や診断・治療法の開発は十分には進んでいない。この解決のためには、基礎・臨床双方からの課題提案、研究知見の共有と統合、有機的な連携が必要である。本セッションでは、日本神経化学会との共催シンポジウムとして、これまでの基礎臨床連携研究に精力的に取り組んでいる研究者から、最新の研究成果とともに、その具体例や結果得られたことについて幅広い観点から紹介する。また、基礎臨床連携の推進に向けたディスカッションを通じて、今後の精神医学・医療全体の課題解決の糸口を見いだす。
[BC1-1]臨床から基礎神経科学実験をデザインする:ASDのメルトダウン発作はモデルマウスから切り込めるか?
*林 朗子1 (1. 理化学研究所 脳神経科学研究センター)
[BC1-2]分子にこだわる神経化学研究
*田中 謙二1 (1. 慶應義塾大学医学部)
[BC1-3]基礎臨床連携のギャップを乗り越えろ!精神科医の立場から
*橋本 亮太1 (1. 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所)
[BC1-4]基礎臨床連携のためのトランスレータブルフェノタイプ・データセットの開発と利活用
*小池 進介1 (1. 東京大学大学院医学系研究科精神医学分野)
