セッション詳細

[BC3]うつ病/双極症/ストレスシグナル

2025年11月13日(木) 16:40 〜 18:40
第6会場(本館1F Room F)
座長:成田 年(星薬科大学薬理学研究室)、中川 伸(山口大学大学院医学系研究科高次脳機能病態学講座)
我が国は超高齢社会に突入し、またポストコロナと称される時代において、メンタルヘルスへの注目が高まっている。うつ病や双極症(双極性障害)は、複数の治療薬が開発され、薬剤選択の幅が広がってきているものの、その作用機序の詳細が未解明であることや治療抵抗性の存在が依然重要な課題であり、病態の理解とそれに基づく治療法の確立が必要になっている。本セッションでは、臨床と基礎それぞれの演者から最新の研究成果とともに、新しい動物モデルや創薬シーズを紹介する。また、臨床現場での問題点や今後の治療・診断法に関する展望について触れ、病態の理解や疾患の克服に向けた基礎臨床連携の強化や新たな構築に関する方策についても議論する。

[BC3-1]基礎・臨床連携による双極症研究

*加藤 忠史1 (1. 順天堂大学大学院医学研究科精神・行動科学)

[BC3-2]臨床現場からの研究推進に向けた課題と展望
──精神科領域における基礎との連携とBHB研究の実践から

*岩田 正明1 (1. 鳥取大学医学部精神行動医学分野)

[BC3-3]サイケデリック治療に着想を得たセロトニン5-HT2A受容体作動薬の創薬研究

*衣斐 大祐1、須貝 智也2、椎村 祐樹3、林 到炫4 (1. 名城大学薬学部 薬品作用学研究室, 2. 筑波大学 数理物質系 化学域/WPI-IIIS, 3. 久留米大学分子生命科学研究所 遺伝情報研究部門, 4. 京都大学大学院 生命科学研究科 生体制御学分野)

[BC3-4]ストレス関連障害の治療薬創成を目指した低分子PAC1受容体遮断薬の行動薬理学的研究

*早田 敦子1,2,3 (1. 大阪大学大学院 歯学研究科 薬理学講座, 2. 大阪大学大学院 薬学研究科 神経薬理学分野, 3. 大阪大学大学院 連合小児発達学研究科)

総合討論