セッション詳細
[S16]研究への患者・市民参画(PPI: Patient and Public Involvement)
2025年11月14日(金) 13:10 〜 15:10
第5会場(本館1F Room C-2)
座長:糸川 昌成(放送大学)、野田 幸裕(名城大学薬学部 病態解析学Ⅰ)
指定発言者:鍋島 俊隆(特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO))/ 藤田医科大学
指定発言者:鍋島 俊隆(特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO))/ 藤田医科大学
近年、国際的に研究への患者・市民参画(PPI: Patient and Public Involvement)が注目を集めている。PPIでは研究のすべての段階で患者・市民が積極的なパートナーとして関わることをさす。これにより、研究の質と患者協働(Patient and Family Engagement)を高めることをめざす。本シンポジウムではPPIをテーマとして患者家族会の代表、患者家族の研究者、薬剤師、PPIを実践中の医師から発表していただき討論をする。
[S16-1]了解の免責―当事者家族がサイエンスに期待するものー
*糸川 昌成1 (1. 放送大学)
[S16-2]精神医学研究における患者・市民参画(PPI)の実践と今後の展望:
当事者の声から始まる研究へ
*尾崎 紀夫1 (1. 名古屋大学 大学院医学系研究科 精神疾患病態解明学)
[S16-3]「服薬が見える錠剤シート」の開発を目指して
*黒沢 雅広1 (1. 昭和医科大学烏山病院)
[S16-4]私たちの病気を研究する上で、私たち抜きにテーマを決めないで。現在までの精神医学研究は、研究者、専門家の視点を中心に行われてきた。これからの精神医学研究は私たちのニーズや家族の気持ちに沿った方向で、原因や仕組みを研究者と共に明らかにして行くことが望ましい。未来の治療法や創薬、予防法について患者共同研究を通して、私たちの腑に落ちる内容の精神医学研究を一緒に進めていきたい。
*庄田 洋1 (1. 品川区精神保健福祉家族会(かもめ会))
