セッション詳細

[WS1]国際学会の活用法

2025年11月14日(金) 16:40 〜 18:40
第5会場(本館1F Room C-2)
座長:池田 和隆(国立精神・神経医療研究センター/東京都医学総合研究所)、新田 淳美(富山大学大学院学術研究部薬学・和漢系 薬物治療学研究室)
学問の発展には、世界最先端の技術や知見を研究に取り入れ、世界標準で研究を計画して成果を発表することが求められており、国際学会の果たす役割は大きい。大会は、最先端研究成果の把握や発表、国際共同研究の会合、留学先の探索、受賞の機会など、研究の国際化を進める絶好のチャンスである。また、学会機関誌は、信頼度や安定度が高く、学会員が査読を引き受ける率も高いので比較的査読の質が高く査読スピードも速い。学会の委員会活動に参画することで、学会から学ぶだけでなく学会を先導し当該学術領域で日本のプレゼンスを向上させることもできる。日本やアジアからの投稿論文やシンポジウム提案は、欧米からのものと比べて不利なことが未だに多いが、このような状況の打開にも国際学会は活用できる。CINP、WFSBP、AsCNP、AFPAなどの国際学会で日本人が中心的な役割を果たす機会も増えており、このような機会をとらえた研究の国際化について情報を共有する。

導入

[WS1-1]JSNP・JSCNPが世界・アジアで果たす役割について・・JSNP理事長の視点から・・

*新田 淳美1 (1. 富山大学大学院学術研究部薬学・和漢系 薬物治療学研究室)

[WS1-2]国際学会を「活用」から「共創」へ:運営参画による成長とネットワーク拡充の実際

*内田 裕之1 (1. 慶應義塾大学医学部 精神・神経科学教室)

[WS1-3]国際学会にジャパニーズ英語で参加する意義:言葉の困難から患者の苦悩に思いを馳せる

*加藤 隆弘1,2 (1. 北海道大学大学院医学研究院神経病態学分野精神医学教室, 2. アジア精神医学会 Asia Federation of Psychiatric Associations (AFPA))

[WS1-4]CINPの機関誌、International Journal of Neuropsychopharmacologyへの投稿の勧め

*宮川 剛1 (1. 藤田医科大学)

[WS1-5]国際神経精神薬理学会(CINP)の活用法

*池田 和隆1,2 (1. 国立精神・神経医療研究センター, 2. 東京都医学総合研究所)

総合討論

総括