セッション詳細

[S30]就労に最適な精神科薬物療法を考える

2025年11月15日(土) 13:10 〜 15:10
第6会場(本館1F Room F)
座長:坪井 貴嗣(杏林大学医学部精神神経科学教室)、堀 輝(福岡大学医学部精神医学教室)
指定発言者:阿竹 聖和(NTT西日本 総務人事部 労務厚生部門 健康経営推進室)
本シンポジウムは、統合失調症、うつ病、双極症、注意欠如多動症(ADHD)の4つの精神疾患を対象に、当事者の復職や就労における精神科薬物療法の役割について検討したいと考え、企画させていただきます。薬物療法は、症状の改善を通じて就労を促進する一方で、副作用による作業能力の低下を防ぐことも重要です。本シンポジウムでは、各疾患における就労と薬物療法に関する最新の知見や課題についてそれぞれの専門家に講演いただきます。さらには、専属産業医の視点からの意見を交え、効果的なメンタルヘルス支援の在り方について議論できればと思っております。本企画は日本医師会認定産業医制度の更新単位に申請できればと思料しており、就労に関わる多くの方々に、職場における精神疾患患者支援の実践に有益な情報を提供し、産業メンタルヘルスの更なる充実を目指したいと考えています。

導入

[S30-1]統合失調症における「働くための薬物療法」:
非鎮静系薬剤・LAI・処方整理による認知機能改善へのアプローチ

*小口 芳世1 (1. 聖マリアンナ医科大学神経精神科学教室)

[S30-2]双極症の就労に最適な精神科薬物療法を考える

*高江洲 義和1 (1. 琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座)

[S30-3]就労中のうつ病患者に適切な薬物療法とは

*松本 泰幸1 (1. 杏林大学医学部精神神経科学教室)

[S30-4]神経発達症の就労を支える薬物療法

*太田 晴久1 (1. 昭和医科大学発達障害医療研究所)

指定発言

総合討論