セッション詳細
[S25]プログラム医療機器の研究開発と社会実装の実際
~精神疾患のアンメット・メディカル・ニーズの克服を目指して~
2025年11月15日(土) 8:40 〜 10:40
第7会場(本館1F Room G)
座長:小居 秀紀(杏林大学医学部付属病院)、池田 浩治(東北大学病院 臨床研究推進センター)
指定発言者:中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター)
指定発言者:中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター)
2023年9月に、経済産業省と厚生労働省は、最先端のプログラム医療機器(SaMD: Software as a medical device)の実用化を促進する施策として「プログラム医療機器実用化促進パッケージ戦略2(DASH for SaMD 2)」を公表した。その後、2023年11月には「プログラム医療機器の特性を踏まえた二段階承認に係る取扱いについて」が、2024年6月には「プログラム医療機器の特性を踏まえた 適切かつ迅速な承認及び開発のためのガイダンス(第二版)」が厚生労働省医薬局医療機器審査管理課から発出された。また、経済産業省、厚生労働省、AMED の共催にて、SaMDに関する萌芽的シーズの把握や開発における考え方の整理に関する課題と解決に向けて産官学で意見交換を行うために、「SaMD産学官連携フォーラム」やそのサブフォーラムも定期的に開催されている。本セッションでは、規制当局、アカデミア、プログラム医療機器に係る研究者のそれぞれの立場から、プログラム医療機器の研究開発と社会実装の現状と課題、今後の方向性について議論する。
導入
[S25-1]プログラム医療機器に係る行政の取り組み
*野村 由美子1 (1. 厚生労働省医薬局医療機器審査管理課)
[S25-2]疾病治療用プログラム医療機器における審査上の論点
*小池 和央1 (1. 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 プログラム医療機器審査部)
[S25-3]デジタル技術による持続可能な医療
*上野 太郎1 (1. サスメド株式会社)
[S25-4]強迫症のアンメット・メディカルニーズとSaMDへの期待と展望
*向井 馨一郎1、松永 寿人1 (1. 兵庫医科大学精神科神経科学講座)
