セッション詳細
[[G]3101-3am]エキシトン操作の新展開と展望
2025年3月28日(金) 9:00 〜 11:40
[G]3101(第4学舎 3号館 [1階] 3101)
光化学は、エレクトロニクス、エネルギー、医薬・医療、機能性材料など現代社会において多様な貢献を期待されている。企画者らはドナー・アクセプター(D•A)相互作用を新たに定義し直し、「エキシトン」(局所励起状態、電荷移動励起状態、電荷分離状態の総称)の動的効果を考慮した研究を展開している。本特別企画では、「動的エキシトン」に関連する有機合成,理論化学, 材料化学分野の研究者から最先端の研究成果を紹介いただき、動的効果を含む「エキシトン」操作の理解と利用を通じて、動的エキシトンに基づく新機能実現に向けた分子設計指針および今後の展望に関して議論する。
開会挨拶
[[G]3101-3am-01]ノイズが生み出すコヒーレンス:高速分子運動による光エネルギー変換
○小堀 康博1 (1. 神戸大学)
[[G]3101-3am-02]一次元らせん構造が誘起する特異光スピン機能
○石井 あゆみ1 (1. 早稲田大学)
[[G]3101-3am-03]フェムト秒過渡吸収顕微鏡を用いた種々の微結晶系の励起子ダイナミクス観測
○片山 哲郎1 (1. 徳島大学)
[[G]3101-3am-04]量子効果の維持と崩壊が織りなす光捕集・エネルギー変換ダイナミクス
○石崎 章仁1,2 (1. 東京大学、2. 分子科学研究所)
[[G]3101-3am-05]多重共鳴発光材料の特性制御
○畠山 琢次1 (1. 京都大学大学院理学研究科化学専攻)
[[G]3101-3am-06]量子化学計算による速度定数の定量的予測、一重項-三重項逆転材料の開発、固体NMR解析
○梶 弘典1 (1. 京大)