セッション詳細

[SY47]多施設レジストリーから見えてくるImpellaの至適管理

2025年7月19日(土) 13:40 〜 15:10
第3会場(12F,OICC)
座長:阿古 潤哉(学校法人北里研究所 北里大学 医学部 循環器内科学),新家 俊郎(学校法人 昭和医科大学 医学部 内科学講座 循環器内科学部門)
心原性ショックは、依然として生命予後が50%前後に留まる致死的な病態です。近年、機械的循環補助デバイスの一つである補助循環用ポンプカテーテル(Impella)の登場により、心原性ショックに対する治療選択肢は増加しています。しかし、Impellaの最適な管理方法や離脱の指標については、いまだに不明な点が多く残されています。
UNLOADERS-PVADレジストリは、日本における心原性ショック治療のハイボリュームセンターである3施設(北里大学病院、日本医科大学病院、済生会熊本病院)と、国立循環器病研究センター循環動態制御部が協力し、臨床および基礎のエキスパートで構成されたレジストリであり、500例を超える患者の血行動態指標を含む多くのデータを収集しています。
本セッションでは、本レジストリの構成メンバーが、レジストリデータから得られた最新の知見を報告します。

[SY47-1]UNLOADERSレジストリーとは何か?

朔 啓太 (国立循環器病研究センター 循環動態制御部)

[SY47-2]Impella離脱リスクの評価方法

池田 祐毅 (北里大学 医学部 循環器内科学)

[SY47-3]Impella留置中の血行動態トレンドについて

大竹 正紘 (国立循環器病研究センター 循環動態制御部)

[SY47-4]ACS心原性ショックに対するスコアリングシステムの評価

中田 淳1
鵜木 崇2, 池田 祐毅3, 朔 啓太4, 山本 剛1, 坂本 知浩2, 阿古 潤哉3, 浅井 邦也1 (1.日本医科大学 心臓血管集中治療科, 2.済生会熊本病院 循環器内科 集中治療室, 3.北里大学医学部 循環器内科学, 4.国立循環器病研究センター 循環動態制御部)

[SY47-5]ECPELLAを用いたE-CPR症例の予後および予測因子の検討

鵜木 崇1
池田 祐毅2, 中田 淳3, 朔 啓太4, 坂本 知浩1, 山本 剛3, 阿古 潤哉2, 古山 准二郎1 (1.済生会熊本病院 循環器内科, 2.北里大学医学部循環器内科学, 3.日本医科大学付属病院 心臓血管集中治療科, 4.国立循環器病研究センター循環動態制御部)