セッション詳細

シンポジウム6「BPSDの新たな治療戦略を考える」

2025年11月21日(金) 8:50 〜 10:50
第8会場(ホテル日航新潟 4F 朱鷺B)
座長:數井 裕光(高知大学医学部神経精神科学講座),橋本 衛(近畿大学医学部精神神経科学教室)
認知症の人の行動・心理症状(BPSD)は認知症の人の生活の質を低下させ、家族の介護負担を増大させる臨床上重要な症状である。我々は多数例のBPSDデータと神経画像検査データを収集してこれらを解析したJ-BIRD-RN研究を行ってきた。また認知症ちえのわnet研究、BPSDケアレジストリ研究、J-BIRD-PNB研究によってBPSDに関するリアルワールドデータを収集してきた。また並行してBPSDに対する薬物療法と非薬物療法に関する最近の文献のシステマティックレビューを行ってきた。これらの研究活動によって得られた知見を基にBPSDに対する治療戦楽について考えてみたい。

[SY6-1]BPSD理解と治療に対する神経画像検査の有用性

樫林 哲雄 (兵庫県立リハビリテーション西播磨病院 認知症疾患医療センター)

[SY6-2]データサイエンスに基づいた適切な対応法の考え方

山中 克夫 (筑波大学 人間系)

[SY6-3]BPSDに対する薬物療法 最新のシステマティックレビューの結果から

品川 俊一郎 (東京慈恵会医科大学 精神医学講座)

[SY6-4]BPSDに対する非薬物療法 最新のシステマティックレビューの結果から

吉山 顕次 (大阪大学大学院医学系研究科)

[SY6-5]BPSDに対する包括的治療

數井 裕光 (高知大学 医学部 神経精神科学講座)