セッション詳細

シンポジウム15「ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)を踏まえた認知症の医療・ケア・研究・まちづくりの未来」

2025年11月21日(金) 15:00 〜 16:40
第4会場(朱鷺メッセ 3F 中会議室302B)
座長:小原 知之(九州大学大学院医学研究院 精神病態医学),羽田 沙緒里(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 バイオものづくり研究センター)
ダイバーシティ推進委員会企画の本シンポジウムでは、本学術集会のテーマである共生社会の実現を踏まえ、認知症の医療・ケア・研究・まちづくりの在り方について、多様な視点から意見交換を行うことを目的としています。認知症の共生社会の実現には、認知症の人それぞれの多様性を理解し、共感を持つこと、そして異なるニーズに応じた適切な支援を行うことが不可欠です。これらの視点は、DEI(Diversity, Equity, Inclusion)の概念と深く関わるものと考えられます。
当日は、認知症の医療・ケアの現場、認知症フレンドリーなまちづくり、認知症専門医の役割、大学講座を含む研究室の取り組みについて、それぞれの組織や個人がDEIをどのように実践しているのか、そしてそれが認知症の共生社会の実現にどのように貢献し得るのか、現状や課題を示し、議論を深めていきます。

[SY15-1]認知症医療と地域づくりの実践―DEI視点の重要性を踏まえて―

内門 大丈 (医療法人社団彰耀会 メモリーケアクリニック湘南)

[SY15-2]若年性認知症の方と共に創る地域共生社会―「伴走型支援」の実践―

牧之瀬 潤 (福岡市認知症フレンドリーセンター(株式会社メディヴァ))

[SY15-3]DEIを踏まえた認知症専門医の未来について

東 晋二 (東京医科大学茨城医療センター メンタルヘルス科)