セッション詳細

ランチョンセミナー6「認知症診療の最前線:DMT時代における体液バイオマーカーの最新知見と今後の展望」

2025年11月21日(金) 12:00 〜 12:50
第6会場(朱鷺メッセ 2F 中会議室201)
座長:岩坪 威(国立精神・神経医療研究センター 神経研究所)
共催:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

【概要】疾患修飾薬(DMT)の台頭によりアルツハイマー病治療が新たな時代を迎える中で、DMT投与要否の判断として脳内アミロイドβ(Aβ)の蓄積状態の把握がより一層重要視されている。脳内Aβ蓄積を把握する検査としては、アミロイドPETと脳脊髄液(CSF)検査が認められているが、本年9月に脳脊髄液中のβ-アミロイド1-42との181位リン酸化タウ蛋白の比を用いた「リン酸化タウ蛋白/アミロイドβ42比(髄液)」が新規保険収載となった。本セミナーでは、認知症診療におけるpTau181/Aβ42比の特徴や今後期待される体液バイオマーカー、そしてDMT時代における体液バイオマーカーの適正使用について触れる。

[LS6-1]Fluid biomarkers for Alzheimer's disease: A perspective from Roche

Tobias Bittner (F.Hoffmann-LaRoche AG, Basel, Switzerland)

[LS6-2]体液バイオマーカーが担う認知症診療における役割と期待

岩田 淳 (東京都健康長寿医療センター)