セッション詳細
ランチョンセミナー18「アルツハイマー型認知症治療の新たな選択肢~本邦唯一の適応を取得したブレクスピプラゾールのBRIDGE試験紹介~」
2025年11月23日(日) 11:45 〜 12:35
第2会場(朱鷺メッセ 4F 国際会議室)
座長:岩坪 威(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
共催:大塚製薬株式会社
【概要】BPSD(認知症に伴う行動・心理症状)は、かかりつけ医が対応する機会も多いが、専門医療機関との連携のもとで適切に対応することが望まれる。2024年には、アルツハイマー型認知症に伴うアジテーションを有する日本人患者を対象としたBRIDGE試験により、ブレクスピプラゾールの有効性と安全性が確認され、本邦で初めて本症状に対する効能追加承認が取得された。2025年には、BPSD治療に関する最新のエビデンス、専門家の経験に基づくコンセンサス、ならびに新たな知見を反映した「かかりつけ医・認知症サポート医のためのBPSDに対応する向精神薬使用ガイドライン(第3版)」が改訂された 。本講演では、ガイドライン第3版において参照されたブレクスピプラゾールの治験結果および追加解析の知見をもとに、同薬の好適症例と安全使用における留意点について概説する。
[LS18]アルツハイマー型認知症治療の新たな選択肢~本邦唯一の適応を取得したブレクスピプラゾールのBRIDGE試験紹介~
○中村 祐 (香川大学医学部精神神経医学講座)
