出展者一覧(研究発表展示)

[18] (株)KDDI総合研究所

(株)KDDI総合研究所

KDDI総合研究所は、KDDIグループが掲げるKDDI VISION 2030「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を受け、Beyond 5G/6G時代に向けて、次世代のデータ通信を支えるオールフォトニックネットワークや、一人ひとりに最適な通信環境を提供し仮想世界と現実世界を高度につなぐデジタルツインに関連するテクノロジーの研究開発に取り組んでいます。展示ではKDDI総合研究所の研究成果を紹介します。

住所356-8502
埼玉県ふじみ野市大原2丁目1番15号
Webサイト・SNS https://www.kddi-research.jp/
[15] (国研)情報通信研究機構

(国研)情報通信研究機構

革新的ネットワークやサイバーセキュリティ、生成AIなど、NICT(エヌアイシーティ)が取り組む最先端ICT研究のほか、研究職・研究技術職の採用情報、また、研究所等におけるインターン制度を紹介します。
会場屋外では、衛星通信実験車両によるリアルタイムデモンストレーションも実施します。
ぜひお気軽にお立ち寄りください!

≪展示項目≫
◆ 世界最先端のフォトニックICT 研究
https://www.nict.go.jp/photonic-ict/index.html

◆ NICTにおける自然言語処理技術
https://direct.nict.go.jp/

◆ サイバー攻撃の脅威を確かめよう。~自分もなれる?日本を守るセキュリティ人材~ https://csri.nict.go.jp/index.html
https://sechack365.nict.go.jp/

◆ 非地上系ネットワーク(NTN)~衛星通信デモンストレーション実験~
※こちらは屋外での展示となります。 https://www2.nict.go.jp/spacelab/index.html

◆ 研究職・研究技術職のキャリア相談&インターン制度紹介 https://mobilelab.nict.go.jp/about/index.html

≪関連キーワード≫
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~~~ 情報通信研究機構(NICT)とは ~~~
情報通信分野を専門とする日本で唯一の公的な研究機関として、基礎から応用まで統合的な視点で研究開発を行っています。また、大学、産業界、自治体、国内外の研究機関などと連携して、研究開発成果を広く社会に還元し、イノベーションを創出することを目指しています。

【研究領域】 Beyond 5G 、サイバーセキュリティ、AI、量子情報通信

【重点研究開発分野】
電磁波先進技術、革新的ネットワーク、サイバーセキュリティ、ユニバーサルコミュニケーション、フロンティアサイエンス
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住所
【本部】東京都小金井市貫井北町4-2-1 【その他の研究拠点】 石川県金沢市、茨城県鹿嶋市、大阪府吹田市、沖縄県国頭郡恩納村、神奈川県横須賀市、京都府相楽郡精華町、兵庫県神戸市、宮城県仙台市
TEL042-327-7304
Webサイト・SNS https://www.nict.go.jp/index.html
[19] 電子航法研究所

電子航法研究所

電子航法研究所(ENRI)は、昭和42年に運輸省の試験研究機関として東京都調布市に設立されました。その後、平成13年には国土交通省の所管となって独立行政法人へ移行し、平成28年には海上技術安全研究所及び港湾空港技術研究所と統合して国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所(うみそら研)が設立されました。
うみそら研の一部である電子航法研究所は、航空交通管理及びそれを支える通信・航法・監視技術などからなる航空交通システムに関する我が国唯一の研究機関として、航空交通の安全性及び信頼性の向上、環境負荷の低減等の実現を目指して研究開発に取り組んでいます。特に、国土交通省を中心に産学官で推進している「将来の航空交通システムに関する長期ビジョン(CARATS)」については、各施策の実現に必要な技術課題を解決するための研究開発に積極的に取り組むなど、全面的に支援しています。
航空機の運航を支える技術は主に3つであり、通信(Communication)、航法(Navigation)、監視(Surveillance)の頭文字からCNS技術と呼ばれています。いずれの技術も電波がなくてはならない存在です。本展示には、研究所全体の研究概要とCNS技術に関する3つ研究成果(取り組み)を紹介します。
まず一つ目として研究所全体の研究概要を紹介します。当研究所の4つの重点研究開発分野である、①航空交通の安全性及び信頼性の向上、②航空管制の高度化と環境負荷低減、③空港における運用の高度化、④航空交通を支える基盤技術の開発、についてそれらの概要を紹介します。次に、本展示で紹介する3つの研究課題のうちの一つである滑走路異物(FOD)監視システムに関する研究を紹介します。ミリ波レーダを使って滑走路の異物探知を可能とする本監視システムは、空港運用に関わる安全性向上のために導入が進められているものです。航空機の事故を未然に防ぐだけではなく、滑走路点検の時間短縮を図ることができ、利用効率の向上や閉鎖に伴う航空機上空待機時間の低減を図ることができ、CO2排出削減にも期待されています。本監視システムについて、当研究所の開発経緯や現在羽田空港で実施している評価結果についてポスター展示します。二つ目の研究として、主に航空交通管制官が航空機の位置を把握するために用いられるレーダ技術に関する研究の取り組みを紹介します。民間航空で利用される主要なレーダは、航空機に搭載されたトランスポンダからの1030MHz及び1090MHzの信号を活用したもので、学術的には一種の通信システムです。トランスポンダからの応答もしくは自発信号を活用して、複数の監視システム(二次監視レーダ:SSR、マルチラテレーション:MLAT、広域マルチラテレーション:WAM、放送型位置情報伝送・監視機能:ADS-B)が開発されており、それぞれ特徴が異なります。これら監視システムについて、当研究所の最近の取り組み(開発経緯や評価結果)及び監視デモ画面を紹介します。最後に航法システムにおける電波解析に係る取り組みの一つを紹介します。航空機が安全に空港に着陸するための地上航法施設として、計器着陸装置(ILS)が活用されています。ILSは、着陸経路(通常、滑走路延長上)に対して水平方向と垂直方向の誤差を航空機に提供します。自動操縦中はILSを使って飛行することから、ILSの電波が乱されると経路を逸脱する可能性もあります。そこで、空港開発に伴い電波環境が変化する多くの場合において、事前に電波シミュレーションが行われます。当研究所ではレイ・トレーシング法を用いてILSの性能評価をするためのシミュレータを開発しました。シミュレータの概要やその特徴について、デモ装置を使って紹介します。

住所182-0012
東京都調布市深大寺東町7-42-23
TEL0422-41-3165
Webサイト・SNS https://www.enri.go.jp/
[16] 広島大学 情報メディア教育研究センター

広島大学 情報メディア教育研究センター

広島大学は2023年8月,東広島キャンパス内に自営の第5世代モバイル通信システム(ローカル5G)を整備し,通信キャリアと同じように大学敷地内で無線通信サービスエリアを展開している。

ローカル5Gには高速大容量・低遅延・多数同時接続という5Gの特性を持ったネットワークを,目的に合わせて柔軟にデザインして構築できる強みがある。通信に使われる電波の周波数帯は,Wi-Fiや大手キャリアが提供するものとは異なるため,他からの干渉が小さく安定した無線通信が可能となっている。一方,免許取得や費用対効果などの点から,導入・運用に関する知見の蓄積は十分成熟している段階に入っておらず,先行する組織の利活用事例の蓄積と共有が今後の展開に大きく関わってくると考えられる。

本学ローカル5Gシステムは,東広島市と推進しているTown&Gown構想に基づき,スマートシティ共創コンソーシアムに属する企業と連携し,大学と地域が共に地域課題の解決と持続可能なまちづくりを目指す取り込みの一環として導入されている。本学構成員のみならず,自治体および地域企業が想定する多様なユースケースに対応し,またはそれぞれが抱えている課題解決に向けた共同研究や実証実験,教育の基盤として利活用促進に向けた取り組みを進めている。

活用をする上で,まずはネットワークを安定的に運用できることが前提になる。そのためには,問題が起こる前あるいは起こっても直ちに察知できるシステムづくりが重要と考えられる。本学では,ローカル5Gネットワーク内の各種機器の死活監視や通信量に関するデータを時系列データベースに蓄積し,ダッシュボードツールを使ってブラウザで見られるようにすることで,ローカル5Gネットワーク外から稼働状況の可視化を試みたことについて紹介したい。

幅広い利活用方法に対応できることが求められるローカル5Gにおいて,これまで以上にネットワークや無線通信を専門としない利用者の割合が高まることが想定される。このような利用者の活動を促進させるために,ローカル5Gシステムで使われる電波そのものの可視化も重要と言える。我々は設置後間もなくから屋外での電波強度や通信速度の測定を行なってきており,幅広い利活用の促進につながるような効果的な可視化に向けての取り組みを紹介したい。

また,ローカル5Gの利活用促進に向けた本学構成員や地域住民に向けた普及活動の一環として,デモ展示イベントを開催したことについても紹介したい。

住所739-8511
広島県東広島市鏡山1-4-2 広島大学情報メディア教育研究センター
TEL082-424-6250
FAX082-422-7043
Webサイト・SNS www.media.hiroshima-u.ac.jp/
[17] (株)村田製作所

(株)村田製作所

第5世代移動通信システム(5G)においてミリ波が採用されたことで、通信業界ではミリ波を用いた通信モジュール技術が注目を集めている。ミリ波はマイクロ波と比較して波長が短いため、モジュール内の損失が大きくなる。ミリ波を用いた通信モジュールで通信品質を保つためにはモジュール内のアンテナや配線における損失を低くすることが必須となる。そのため、ミリ波を用いた5G向けデバイスの普及のためにはミリ波通信モジュールを低損失かつ低コストで大量生産する技術が求められている。ミリ波に対応した通信モジュールの民生用製品としては5G用途として28 GHz/39 GHz帯のミリ波に対応した通信モジュールの開発が行われ、すでにスマートフォンなどの携帯端末への搭載が進んでいる。

ミリ波通信モジュールはアンテナがモジュールと一体型となった構造が一般的であり、ミリ波AiM(Antenna array integrated Module)と呼んでいる。ミリ波AiM開発では、損失が低い基板材料技術、アンテナを一体化するパッケージング技術、ミリ波に対応したアンテナ設計技術が必要となる。基板材料技術に関して、誘電体損失に加え、表皮効果を加味した導体損失も考慮する必要がある。パッケージング技術に関しては、さまざまなアプリケーションに対応した構造の実現、フィルタ機能を内蔵した構造などの技術を紹介する。ミリ波アンテナ設計技術としては、広カバレッジ化を目的としたL-shape 構造、28 GHz/39 GHz帯のDual bandに対応したアンテナ設計技術を紹介する。

住所617-8555
京都府長岡京市東神足1-10-1
TEL075-951-9111
Webサイト・SNS https://www.murata.com/ja-jp/
[26] 室蘭工業大学 計算工学研究室

室蘭工業大学 計算工学研究室

Projection decoupage: 単一プロジェクタによる 3D 投影装置 の展示

本大会で3D 投影装置の発表をしています.
その3D 投影装置の試作品を展示し,実稼働デモを実施します.
これは,体積表示方式の 3D ディスプレイの一種であり,以下の特徴があります.

(1) 裸眼式
(2) 大型化可能
(3) 単一のコモディティなプロジェクタによる投影式
(4) 低コスト

発表とあわせて,是非実際の3D映像をご覧ください.
本試作品の開発・展示はクレスコ・ネクシオ社の助成により遂行されたものです。
この場を借りて深く御礼申し上げます。

住所050-8585
北海道室蘭市水元町27-1 室蘭工業大学
TEL0143-46-5527
Webサイト・SNS https://muroran-it.ac.jp/