出展者一覧(機器・サービス展示2)

[11] TMY TECHNOLOGY INC.

TMY TECHNOLOGY INC.

5G/6G技術の開発により、通信の高度化が進んでいます。TMYTEKは、5G/6G通信テストベッドとmmW-SDR技術を紹介しました。mmW-SDRの優れたアンテナシステムとビームフォーミング機能は、FR2ネットワーク展開、JCAS統合、バイタルサイン・センシング、レーダー探知などの多用途無線通信アプリケーションを開発するための適応性の高いテストベッドを提供する迅速なプロトタイピング、アルゴリズムテストを可能にし、また、業界標準を再定義するmmW-OAI 5G FR2オープンソース・エンドツーエンド(E2E)テストネットワークにおけるミリ波ベースのアプリケーションの探求も可能にします。

5Gミリ波展開の課題と解決策について
5Gのミリ波は、高いスループットと低いレイテンシを特長としています。しかし、ミリ波の伝搬特性は、様々な環境下で大きく減衰します。また、ミリ波信号の浸透は行き止まりに到達するには不十分であるという事実により、工場、病院、プライベートネットワークなど、特定の安全なエリアを意図的に構築する必要がある場合も多くなります。TMYTEKは、カバー率を高め、信号分布をカスタマイズするために、費用対効果の高いトータルソリューションを考案しました。

ビームフォーミングは、アンテナアレイのゲインをある方向に向かって集約することで、伝搬損失を補うことができます。5Gミリ波信号のカバレッジを拡大するために、TMYTEK XRifle Reflectorは、表面処理(ES)技術、すなわち内部ガラスまたはプリント回路基板(PCB)に印刷されたパッシブ アンテナ パターンを利用します。TMYTEK Reflectorは、一般的に使用される8つの反射角度を備えています。様々な角度から信号を反射させることで、5G NRミリ波の信号が不十分または存在しないフィールドの信号品質を向上させます。実際のミリ波配備をシミュレーションすることで、信号のhot zoneとcold zoneを素早く構築することができ、通信事業者やシステム インテグレーターがスマートな展開を実現するための手助けをします。

特徴
●一般的に使用されている8種類の反射角度を用意
●パッシブ・リフレクターなので電源不要
●双方向

子どもの車内放置検知(CPD)システムとミリ波インテリジェント・カー・ドア・センシング技術で自動車の安全性に革命を起こす
期間中、TMYTEKはmmW-Radarソリューションも展示します。世界トップクラスの自動車メーカーとともに、画期的な子どもの車内放置検知(CPD)システムとミリ波インテリジェント・カー・ドア・センシング技術を紹介します。このコラボレーションは、自動車の安全性を再定義し、車内における子どもの安全性に対する世界的な懸念に対応します。TMYTEKのCPD技術は、ミリ波レーダーTDM-MIMO FMCW技術を利用し、大人と子ども、物体と非物体を区別します。車室の天頂に設置されたシステムは、360度、死角のないスキャンを行い、車内空間を包括的に監視します。情報はリアルタイムでオーナーの携帯電話に送信され、車内の状況を即座に把握し、異常時には高度な警告を提供します。3本の送信アンテナと4本の受信アンテナを持つミリ波レーダー技術は、12本のアンテナに相当するアンテナアレイの開口をシミュレートし、スキャン角度と角度分解能を大幅に向上させます。

TMYTEKのmmW-Radarは、60~64 GHzのミリ波周波数帯域で動作し、4 GHzの高帯域幅の利点を活かし、高レンジ、高スピードの分解能を提供します。システムは、スタンバイモード、ソフトウェアアップデートモード、作業モードなど様々なモードに設定でき、スキャンエリアについては、警戒区域や制限区域など複数の階層ブロックに設定できます。これらの機能はすべて、ミリ波レーダーが提供する速度、角度、距離などの豊富なデータに依存しています。

mmW-OAI オープンソース5G FR2テストネットワーク
本実演では、TMYTEKのmmW-SDRとmmW-OAIを統合したプラットフォームに関する包括的な解説を通じて、mmWave技術を活用した研究開発や産業応用にインスピレーションを与えます。
広帯域と高速データ転送などのメリットを有するmmWave技術に焦点を置き、SDRの柔軟性とOAIのオープンソースフレームワークについて解説し、関連分野のイノベーションを促進します。
また、5Gネットワーク、IoTアプリケーションや高帯域データ伝送などの実用例を紹介しながら、mmW-SDRプラットフォームの有効性を検証、さらにmmW-OAIプラットフォームのプロトコルスタック、波形生成、ネットワーク管理機能などの説明により、高速プロトタイピング、アルゴリズムテスト、mmWaveアプリケーション開発についての理解を深めて頂けます。

TMY Technology Inc.について
TMY Technology, Inc. (TMYTEK)は、5G/B5Gおよび衛星通信アプリケーションにおけるミリ波ソリューションのブレークスルーを世界中のクライアントに提供するイノベーターであり、ゲームチェンジャーでもあります。
最先端の技術開発者として、TMYTEKはお客様の製品の接続性を向上させることで、人々の日常生活に貢献します。TMYTEKは、革新的なデバイスでミリ波RFフロントを変革し、すぐに使用できるビーム・フォーミング開発キットを発明し、最新のアンテナ・イン・パッケージ(AiP)技術でフェーズドアレイを実装、OTAテスト手法を再定義することで、産業界の発明をより早く市場に送り出すことができます。詳細は tmytek.com/jp をご覧ください。

TMYTEKは、世界中のパートナーや提携先と協力して、史上初の物を作り、社会に貢献したいと考えています。

住所
Rm. E, 3F., No. 3, Yuandong Rd., Banqiao Dist., New Taipei City 220, 台湾 (中華民国)
TEL+886-8226-9168
Webサイト・SNS https://tmytek.com/jp
[03] (株)テクノプローブ

(株)テクノプローブ

テクノプローブのハイパワーRFプローブは、最大40GHzの広い周波数範囲で、最大50W(最大レンジ2A/100V)の電力をハンドリングすることができます。これによりRFハイパワーデバイスの正確な測定を可能にします。

このプローブは、GaN(窒化ガリウム)およびSiC(炭化ケイ素)を代表とする、あらゆるハイパワーデバイスの特性評価に適した設計となっています。

パワーハンドリングに優れた特殊材料を採用した、プローブ先端は堅牢で、プローブ先端サイズをデバイスパッドサイズに合わせて最適化する事で均一な平坦度を保証します。更に優れたバネ性を有する事で、プローブとデバイスの安定的なコンタクトを実現します。

また、プローブ先端は優れたインピーダンス特性を有する事により高い周波数帯での測定を可能し、デバイスの正確な測定を保証するために、プローブ専用の校正基板を使用してプローブを正確に校正することができます。これにより要求の厳しいアプリケーションにおいても信頼性の高い測定結果を確保します。

テクノプローブのハイパワーRFプローブは、最新の高周波技術とメカニカル性能を融合させています。これにより、あらゆる状況で正確な測定が実現され、高度な要件を満たすための理想的な選択肢となっています。

キャリブレーション基板も準備可能で、最適な先端径に合わせてパタン幅の設計を実施し 製作及び納品が可能です。

住所270-1436
千葉県白井市七次台3-18-1
TEL047-492-7711
FAX047-492-7710
Webサイト・SNS https://www.technoprobe.co.jp/
[02] 東武タワースカイツリー(株)

東武タワースカイツリー(株)

弊社は東京スカイツリー®を運営する会社です。
観光地としてのイメージを思い浮かべる方も多いですが、 「電波塔」として放送・通信・防災等の拠点として東京スカイツリーのスペースを貸し出しご利用いただくことを重要な事業と位置づけております。

また、最近は都心での突出した高さに注目して、研究や観測のご利用も増えてきており、皆様にも弊社の事業を知っていただきたく思っております。
ニーズに合わせて、様々なスペースがございますので弊社サイトをご覧になりお問合せください。
※希望に応じて、別途現地の視察や打合せも可能です。

〇東京スカイツリーの特徴
◆世界で一番高い自立式鉄塔(634m)
日本だけでなく、世界においても自立式鉄塔としては一番の高さであり、 見通しはもちろんのこと、電波の送受信環境に優れております。
◆理想的なロケーション
日本の首都、世界最大級の都市である東京に位置し、主要な都心からのアクセスも抜群です。
高層部の電源確保や移動も容易になっております。
◆防災性能
大災害時にも電波塔機能を維持できるように、通常の建築設計では想定しない地震や共有に対しても 構造安全性を確認しております。
また、重要設備の上階への設置(水害対策)、電源の多重化を施すとともに、非常用発電機・燃料備蓄により停電時には必要期間の自立が可能です。

これらを踏まえて、様々分野でのご利用をいただいております。

住所131-8634
東京都墨田区押上1-1-2
TEL03-3621-5606
FAX03-3621-5619
Webサイト・SNShttps://www.tokyo-skytree.jp/about/role/intro.html
https://www.tokyo-skytree.jp/about/study/index.html
[01] トビー・テクノロジー(株)

トビー・テクノロジー(株)

トビーの視線計測は、ヒトの潜在的な「注意・興味」を数値化し、理解することに役立ちます。
新しく「開眼度データ」を取得することが可能となりました。
開眼度は瞬目を計測する上で重要で、インタラクション、スキル評価、認知プロセスの研究などでも活用されています。
視線・瞳孔径・開眼度など、トビーでは様々なデータにアクセスが可能です。
ブースでは「最新のアイトラッキング研究動向がわかる、Tobiiアイトラッキングを使った論文紹介」のPDFを配布しております。ぜひブースまでお立ち寄りください。

住所141-0031
東京都品川区西五反田7-7-7 SGスクエア3階
TEL03-6420-3990
FAX03-6420-3991
Webサイト・SNS https://www.tobii.com/ja
[33] 西日本電信電話(株)

西日本電信電話(株)

【大学電子教科書・教材もDXの時代へ!】
NTT西日本は高等教育機関でご利用の教科書・教材の電子化等、教育DXに向けた課題解決をサポートするための電子教科書・教材配信ソリューションを提供することで、学修者本位の教育の実現を目指します。
本ソリューションは、学修に特化して開発したビューワによるアクティブラーニング等への活用、LMSやシラバス等の学内システムとの連携による先生や学生の利便性向上をはじめ、授業や自習などの学修活動を通して収集される学修ログの可視化による学生個々へのきめ細かな指導に役立つなど、IR・大学経営支援を推進いたします。

住所530-6691
大阪府大阪市北区中之島6-2-27
TEL06-6136-7230
Webサイト・SNShttps://www.nttedx.co.jp/service
[06] 日本マーテック(株)

日本マーテック(株)

マーテック(MA-tek)グループでは、下記の5つのサービスをご提供します。
信頼性試験(Reliability Analysis, RA), 故障解析(Failure Analysis, FA), 材料分析(Material Analysis, MA)表面分析(Surface Analysis, SA), 化学分析(Chemical Analysis, CA)

【展示1】
FIBによるサンプル加工 FIBは電子顕微鏡分析のサンプル加工を行うために、なくてはならない装置です。
弊社保有の装置は走査電子顕微鏡としても、2kVで0.6nm、500Vで1nmの分解能を有しており、目的箇所への精密なサンプルナビゲーションと、アーチファクトフリーな高品質なTEM試料薄片の作製を可能としています。
また、FIB装置内でEDX分析を行うこともできます。
FIB加工では、サンプル表面のアモルファス化や、ガリウムの打ち込みが生じる場合がありますが、これらのダメージ層を不活性ガスの低エネルギーイオンビームにより除去する後処理も可能です。

【展示2】
TEM分析事例
ショットキー型電子銃を搭載し、TEM格子分解能0.102nmの装置は高感度なEDXスペクトル取得やマッピング分析を行うことができます。さらに、冷陰極電界放出型電子銃とCSコレクターを備えた原子分解能分析電子顕微鏡では0.07nmのSTEM HAADF分解能を有し、空間分解能や軽元素分析、化学状態分析に有利なEELS分析も行うことができます。
通常の観察(BF,DF,HAADF等)に加え、3Dトモグラフィー機能も有し、従来の透過(二次元)像では得られないTEM試料の奥行き方向を加えた三次元の情報を、元素分布を含めて取得できます。

【展示3】
大気非暴露試料加工及び観察・分析
最後にもうひとつ、大気成分と反応しやすい材料への対応を紹介します。
電池材料や触媒材料、有機EL材料などの分析では試料加工時や搬送時のサンプルの変質が問題になります。
そのため、サンプルの変質を防ぐために、前処理から分析までを大気非暴露環境下で行うことが必須となります。
名古屋ラボでは、グローブボックスと雰囲気遮断ホルダーを使用して、大気非暴露環境下でのFIB加工からTEM/SEM観察および分析までを行う体制を整えています。

【展示4】
SIMS分析事例
SIMSにはダイナミックSIMSとTOF-SIMS(スタティックSIMS)の分析手法があります。
一般的な元素分析手法で局所的に水素からウランまで分析できるのはダイナミックSIMSだけです。
ダイナミックSIMSは連続一次イオンビーム(セシウム、酸素)を試料へ照射し、スパッタリングすることで放出された二次イオンを質量分析計で収集して分析することで、ppm~ppbオーダの高検出感度の分析が可能です。
さらに、元素の深さ方向分布(μmオーダからnmオーダの範囲)や面内分部の測定が可能です。
一方、TOF-SIMSでは高分子などの分子構造をある程度保ったまま計測することができ(マス・フラグメント)、それによって試料表面上に存在する有機物の元素や分子情報を捉えることを得意としています。

【展示5】
故障解析フロー
半導体の一般的な故障解析フローは以下のとおりです。
・故障モードを確認するため、IVカーブを測定
・OBIRCHで欠陥のある場所を特定 ・M1からコンタクト配線層までの層剥離工程によって、各層の状態を確認
・電位コントラスト解析でポリコンタクトの欠陥有無を確認
・C-AFMを使用して、ポリ接点のリークを確認
・リーク経路を確定するためのナノプローブ解析
 拡散コンタクトへのゲートショート(?)
・EBIC分析により欠陥箇所を特定
・FIB断面観察で残留物有無を確認

【展示6】
信頼性試験
・寿命試験 (高温, 低温保存試験, 高温高湿バイアス試験等)
・熱的環境試験 (温度サイクル試験, 熱衝撃試験等)
・ESD試験 (HBM, MM, CDM), ラッチアップ試験

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日本マーテック株式会社について
2007年、MA-tekの出資をうけて同社日本法人として設立されました。
2019年に本社を名古屋市に移転し、ラボ内にTEM(透過電子顕微鏡)、FIB(収束イオンビーム装置)、その他周辺機器を揃えて受託分析サービスを開始しました。
2023年には熊本市にTEM、FIBに加えてSIMS(二次イオン質量分析装置)を導入した第2ラボを開設しました。
日本国内のお客様に高い品質レベルかつ競争力のある価格での分析サービスを提供しています。
------------------------------------------------------------------- Materials Analysis Technology Inc. (略称: MA-tek) について
2002年に材料分析(MA)を主力サービスとして台湾に設立された世界トップクラスの受託分析会社です。その後不良解析(FA)、信頼性試験(RA)、表面分析(SA)および化学分析(CA)サービスを拡大してきました。これらのサービス統合により、MA-tekはさまざまな業界のお客様に優れた分析・解析サービスを提供しています。 MA-tekは現在、アジアを中心に世界中で7箇所(10研究所)を設置しており、物流サポートと技術サービスを1年365日24時間体制で行っています。
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住所465-0025
愛知県名古屋市名東区上社4丁目130番地
TEL052-705-1688
FAX052-705-1689
Webサイト・SNS https://www.matek.com/