講演情報
[1BS04-01]『愛媛大学PROS・プロテオインタラクトーム解析拠点(PRiME)とセルフリーサイエンス社(愛媛大学発ベンチャー)が拓く新しいタンパク質研究』
森下 了1,澤崎 達也2 (1.株式会社セルフリーサイエンス, 2.愛媛大学プロテオサイエンスセンター )
株式会社セルフリーサイエンスは、コムギ無細胞タンパク質合成技術の事業化と普及を目的に創業した愛媛大学発ベンチャーです。コムギ無細胞合成技術は、高等生物の遺伝子をタンパク質に変換する合成系として、生命現象の分子的な理解や医薬品等の開発等に使用され続けています。本ランチョンセミナーでは、コムギ無細胞合成技術の特長である多品種少量生産を活かしたヒト20,000種タンパク質搭載プロテインビーズアレイ(MaZiQ arrayⓇ)と、近接依存性分子標識技術を組み合わせた「新しい多検体スクリーニング」技術を紹介します。本技術はタンパク質間の相互作用に加え、薬剤とタンパク質との相互作用を鋭敏に検出することが可能です。今回、愛媛大学プロテオサイエンスセンター・澤崎教授には先生のご研究の一端に本技術をご使用いただいた事例を紹介して頂きます。
愛媛大学プロテオサイエンスセンター(PROS)は、令和4年度より新たに全国共同利用・共同研究拠点として「プロテオインタラクトーム解析共同研究拠点(PRiME)」を担っています。私たちのミッションは、タンパク質の機能解明、とりわけタンパク質−タンパク質間相互作用(インタラクトーム)の解析技術の開発を推進し、全国の生命科学分野の研究を支援することにあります。近年、タンパク質間相互作用は、主要植物ホルモンの制御機構に加え、標的タンパク質分解誘導薬(Targeted protein degrader)などの創薬研究や基礎生物学においても、極めて重要な役割を果たすことが明らかになってきました。本ランチョンセミナーでは、PROS・PRiMEにおける近接ビオチン標識法やヒトプロテインアレイ技術など、現在進行中の技術開発の取り組みをご紹介するとともに、これからのタンパク質研究の新たな展開について展望をお話しします。
愛媛大学プロテオサイエンスセンター(PROS)は、令和4年度より新たに全国共同利用・共同研究拠点として「プロテオインタラクトーム解析共同研究拠点(PRiME)」を担っています。私たちのミッションは、タンパク質の機能解明、とりわけタンパク質−タンパク質間相互作用(インタラクトーム)の解析技術の開発を推進し、全国の生命科学分野の研究を支援することにあります。近年、タンパク質間相互作用は、主要植物ホルモンの制御機構に加え、標的タンパク質分解誘導薬(Targeted protein degrader)などの創薬研究や基礎生物学においても、極めて重要な役割を果たすことが明らかになってきました。本ランチョンセミナーでは、PROS・PRiMEにおける近接ビオチン標識法やヒトプロテインアレイ技術など、現在進行中の技術開発の取り組みをご紹介するとともに、これからのタンパク質研究の新たな展開について展望をお話しします。
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