講演情報

[HSP33]人工イクラ型光触媒材料における茶抽出液による色素増感効果,Dye sensitization effect of tea extract in artificial salmon roe photocatalytic materials

*坪 聖也1、山口 那乃1、柴田 大毅1 (1. 青森県立大湊高校)

キーワード:

光触媒、色素増感、人工イクラ

人工イクラと称されるアルギン酸カルシウム膜内に、酸化チタン分散液と色素溶液として茶抽出液(紅茶・烏龍茶・緑茶)を共存させた材料を作製し、メチレンブルーの退色度、納豆菌培養における阻止円直径の大きさの二点で光触媒活性を評価した。結果として、茶を共存させたことで色素増感効果が確認され、その序列は最も茶が酸化した状態である紅茶が最大だった。また、緑茶を人工的に紅茶化したところ色素増感効果が向上した。