講演情報
[2-P1-10]木材の建材利用におけるMFAとLCA実施による環境負荷ホットスポット分析
―2022年を基準とした環境負荷削減策の検討―
*若林 國久1、小林 謙介2、船本 悠太2、森岡 心2 (1. 県立広島大学大学院、2. 県立広島大学)
キーワード:
マテリアルフロー分析、LCA、木材、再造林、森林資源量
木材の建材利活用のマテリアルフロー分析(MFA)とLCAを実施して利活用のライフサイクルにおける環境負荷動態を明らかにし、負荷削減策の検討を行った。MFAはデータが入手できる2022年の木材統計や貿易統計などの公開統計資料を活用し、輸入木質製品(丸太、製材、合板など)、輸入国などは可能な限り細分化した。LCAはIDEA(ver3.4)と「LIME3」を用いて輸入木質製品の原産国の状況を反映した影響評価や気候変動、森林資源消費などの環境への影響を評価した。