講演情報

[2-P1-14]Vehicle to Home(V2H)の導入を考慮したEVにおける環境影響評価

*前河 智英1、吉川 直樹1 (1. 滋賀県立大学)

キーワード:

電気自動車、V2H(Vehicle to Home)、TMR、LCA、家庭用蓄電池

近年、二酸化炭素を排出しない電気自動車(EV)に注目が集まっており、Vehicle to Homeシステムを用いることによりEVを家庭用蓄電池として利用することも可能である。しかし、EVは製造時にガソリン車と比べ多くの二酸化炭素を排出すること、バッテリーの製造にレアメタルを多く使用すること等が課題となっている。そこで本研究では、EVを家庭用蓄電池として使用する際の環境優位性を、採掘活動量を評価する指標であるTMR、生産から廃棄までの環境影響を評価するLCAを用いて評価した。