講演情報
[2-P1-36]リチウムイオン電池の資源制約を考慮した乗用車技術選択モデル
*小松原 充夫1、西 智樹1 (1. 株式会社豊田中央研究所)
キーワード:
電気自動車、リチウムイオン電池、リサイクル
気候変動緩和に向けて運輸部門では電気自動車(BEV)の普及が期待されている。これにともないリチウムイオン電池(LiB)に必要な金属資源の需要増加と価格高騰が懸念されるが、その影響は十分議論されていない。本研究では金属資源価格やLiB価格を金属資源需要に応じて内生的に更新する技術選択モデルにより、BEVの普及に対する金属資源価格の影響、またLiBのリサイクルや交換の効果を分析した。