講演情報

[2-P1-41]鉄スクラップのリサイクルにおける合金元素の散逸量を最小化する方法の解明と、範囲分析による製品解体分離の精度の影響評価

*松原 周稔1、武山 健太郎1、星野 岳穂1 (1. 東京大学)

キーワード:

鉄スクラップリサイクル、リサイクル精度、範囲分析、合金元素濃度分布、一次資源消費量削減

鉄スクラップのリサイクルにおいて、よりCO2排出量を削減するためには、スクラップ中の合金元素の有効に利用による一次資源消費量の削減が必要である。本研究では線形計画法を用いて合金元素散逸量が最小となる合金種別検収品種別スクラップ投入量を明らかにする。加えて、範囲分析を用いて投入構造が変化しないスクラップ中合金元素濃度の範囲を明らかにすることにより、製品解体・分離に関するリサイクル技術導入の必要性を検討する。