講演情報

[2-P1-49]路線バスの次世代型移行に伴う経済・社会・環境評価:京都市営バスを事例として

*河本 竜祐1、重富 陽介1 (1. 立命館大学)

キーワード:

電動化、自動運転、カーボンフットプリント、雇用、ライフサイクルコスト

カーボンニュートラル実現に向けた運輸部門の脱炭素化は急務である一方、人口減少や地域によってはオーバーツーリズム等の過剰な需要増加に伴う労働力不足が深刻化している。そこで本研究では、国内のバス事業におけるこれらの課題解決を見据えた技術的取り組みや制度設計に着目する。具体的には、京都市営バスを事例に、既存の電動バス・自動運転車導入の実証実験や先行研究の知見と同市の交通需要を組み合わせて、同市における次世代型バスの移行が経済・社会・環境の持続可能性に及ぼす影響について分析する。