講演情報
[2-P2-14]実建物分析に基づく建築物の環境負荷分析
~マルチクライテリアでの評価に基づく投入資材の環境負荷削減策の検討~
*梶谷 凌聖1、三河 大志1、矢澤 華英1、小林 謙介1、鈴木 好幸2、田中 洋介2 (1. 県立広島大学、2. 安藤ハザマ)
キーワード:
LCA、建築、ホットスポット分析、データベース、マルチクライテリア
建築分野ではCO2排出量などの環境負荷物質を定量分析し、負荷削減策を実行することが不可欠である。環境影響評価では、特に建築物の設計初期段階でのLCA実施が有効である。一方、その際に必要となるデータベースの整備は不十分である。そこで本検討では、約100件の実建物の躯体・仕上げ材を対象としたマルチクライテリアでの支配的要因の解析結果を基に主要建材のホットスポット分析を行い、環境負荷物質の削減策を検討することを目的とする。