講演情報
[2-P2-39]クリーン燃料を用いた内燃機関自動車の資源採掘量評価
*生田 光1、光斎 翔貴1、柏倉 俊介1、山末 英嗣1 (1. 立命館大学)
キーワード:
脱炭素化、自動車、資源採掘量、H2ICE、e-fuel
脱炭素化に向けたおける自動車業界において、電気自動車に比べ、既存の化石燃料を用いた内燃機関自動車は走行段階での二酸化炭素排出量は多いが資源採掘量は少ない事が既存研究より明らかとなっている。本研究では資源採掘量削減と二酸化炭素排出量削減の両立を目標に、内燃機関の優位性である省資源性に着目し、関与物質総量を用いて合成燃料と水素を対象にクリーン燃料を用いた内燃機関自動車の資源採掘量の推定を行った。その結果、水素燃料自動車は電気自動車よりも資源採掘量は少ないが、合成燃料を用いた自動車は電気自動車よりも多くの資源採掘を促すことが判明した。