講演情報

[2-P3-02]植物由来炭素の導入による製油連産品のインベントリ分析

*黒田 裕章1、兼松 祐一郎2、中野 勝行3、兵法 彩4、菊池 康紀2 (1. 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社、2. 東京大学、3. 立命館大学、4. 東京都市大学)

キーワード:

バイオマス由来炭素、石油連産品、石油製品、プロセスモデリング、炭素フロー

近年、バイオ燃料の製造を目的として、植物油や廃プラスチック分解油と原油を混合処理する共処理技術が普及しつつある。原油からはガソリンや灯油、軽油、重油等が同時に生産されるが、植物油を原料とした場合にどのような製品が製造されるか炭素源を区別して分析した事例は少ない。また、共処理により製油連産品の環境負荷が変化することが予想される。そこで、本研究では原油と植物油の2つの炭素源を区別した製油モデルを開発した。