講演情報
[2-P3-10]家庭部門におけるスマートメーターデータを用いたエネルギー需要予測手法の検討
*町田 智基1 (1. 芝浦工業大学)
キーワード:
エネルギー需要、需給調整、持続可能性
太陽光発電の普及が進む中、住宅に設置された太陽光発電の余剰電力が逆潮流を引き起こし、系統への負荷が懸念されるため、抑制策が求められる。本研究では、住宅用太陽光発電の余剰電力の把握を目的に、家庭部門のエネルギー需要予測を行う。まず、スマートメーターデータを基に、住宅属性別の電力需要をマルコフ連鎖で予測する。次に電化や省エネなどの進展に伴う将来の電力需要変動を考慮し、シナリオ別のエネルギー需要予測を行う。