講演情報

[2-P3-47]航空業界の脱炭素化に向けたSAFの導入についての検討

*村部 さくら1、津田 薫1、加河 茂美1 (1. 九州大学)

キーワード:

SAF、航空、燃料代替、脱炭素、持続可能な社会

国際航空由来のCO₂排出量は世界の1.8%を占めており、今後も増加することが見込まれる。航空業界の脱炭素化に向けて、国際民間航空機関(ICAO)は持続可能な航空燃料(SAF)を利用して2030年までにCO₂排出量を5%削減する計画である。日本はそれに合わせて、2030年時点で、燃料使用量の10%をSAFに代替するという目標を掲げている。本研究では、日本の導入目標に沿って国内の航空会社がSAFを導入した際のCO₂排出の削減ポテンシャルを推計し、導入計画実現に向けた政策提言を行う。