講演情報
[2-P3-56]加工スクラップの発生と消費を考慮したライフサイクルインベントリ分析手法
*鈴木 太一1,2、劉 俊希2、醍醐 市朗2 (1. 株式会社UACJ、2. 東京大学)
キーワード:
インベントリ分析、金属、new scrap、リサイクル、回避効果
金属材料において、使用済み製品に由来するold scrapの利用にかかる環境負荷の評価には、consequentialモデルを用いた評価が提案されている。一方、new scrapを対象とした場合、発生段階でプロセスへの入力にかかる環境負荷を負うべきか、またリサイクルによりどのような効果を生むか、という点で議論が不十分である。本研究では、金属材料を対象としてライフサイクルでのスクラップの発生と消費を考慮したインベントリ分析手法を構築した。