講演情報

[TWS-020]境界性パーソナリティ障害に対するグループ療法(STEPPS)の実際「気晴らし」と「問題への対処」を学ぶ

講師:寺島 瞳1、大久保 智紗2、山田 圭介3
企画者:寺島 瞳1
(1. 東京経済大学、2. 帝京平成大学、3. 株式会社リーディングマーク)
本チュートリアル・ワークショップでは、STEPPSの中でも「気晴らし」および「問題に対処する」の内容を、ロールプレイ形式でわかりやすく解説する。自傷行為等を含め、感情をうまく調整できないときに生じやすい問題にどう向き合えばよいか、実際のグループに近い形をで体験的に学ぶことで、現場や日常で活かせるヒントを得ることができる。BPDの診断に限らずBPD的な兆候を示すケースを含め幅広い臨床場面で応用できる。さらに、感情の問題を扱う研究者や教育者にとっても示唆に富んだ内容であり、臨床・研究・教育の各領域で役立つ知見が得られると考えている。なお、本ワークショップは第87回、第88回大会の続編にあたるが、今回のみの参加者にも有用な内容を提供できるよう配慮する。