講演情報
[AAS11-P11]ドローンによって得られたブラックカーボン濃度データの検証
*大久保 武矢1、井上 誠1、永吉 武志1、山下 陽介2 (1.秋田県立大学、2.国立環境研究所)
キーワード:
ブラックカーボン、ドローン、エサロメーター
ブラックカーボン(BC)は化石燃料や森林火災の不完全燃焼により発生し、太陽光を吸収して大気加熱に働くエアロゾルの一種である。また、BCは大陸から輸送され、越境汚染を引き起こすことが懸念されているが、詳細なBC濃度の分布は明らかになっていない。秋田県立大学では、Aethlabs社製のAE51を搭載したBC観測用ドローンを開発し、地上から上空約150 mまでの鉛直分布データを得られるようになった。そこで本研究では、ドローンで得られる上空BC濃度データを山頂付近に設置した地上BC濃度データと比較し、ドローンによるBC濃度データの検証を行う。ここでは、2024年9月と11月に秋田県男鹿市の寒風山における同時観測の結果を示す。9月の観測では、ドローンによって得られたBC濃度は地上に比べて低い傾向を示したが、11月の観測では、両者のBC濃度の差は小さかった。
