講演情報

[O03-01]海洋プラスチック汚染の現在と将来★招待講演

*磯辺 篤彦1 (1.九州大学応用力学研究所)

キーワード:

海洋プラスチック、マイクロプラスチック

日常生活から川を経て海に至るプラスチックごみは、世界の海に漂流あるいは海岸漂着する海洋プラスチックごみの8割を占める。そして、漂着と漂流を繰り返すうち、劣化が進み、次第にマイクロプラスチックといわれる微細片に破砕されていく。これらマイクロプラスチックは、プランクトンなど微生物から大型の海洋生物に容易に誤食されるため、海洋生態系への影響が懸念されている。この講演では、世界の海洋に漂うマイクロプラスチック浮遊量を記録した、日本が世界に提供するデータベースであるAtlas of Ocean Microplastics (AOMI[青海]データベース)などをもとに、海洋プラスチック汚染の現状を紹介する。また、コンピュータ・シミュレーションによって得た海洋プラスチックの輸送経路や行方について最新の研究成果を紹介する。