講演情報

[O11-P02]駿河湾・遠州灘の漂着軽石を探る~暗褐色軽石の同定~

*藤島 智希1、*樋川 晄太郎1、*竹内 凌真1、飯田 陸斗1、榛村 笑凛1 (1.静岡県立磐田南高等学校)

キーワード:

軽石、漂着軽石、硫黄島、暗褐色

本研究は静岡県遠州灘・駿河湾に2024年5月11日以降漂着した暗褐色の軽石の特徴について調査することによって、これらの軽石が2023年10月30日に硫黄島沖合で噴火したことによるものであるということを解明することを目的とした.テフラ層の同定法(町田・新井,2003)をもとに情報を収集及び解析した.その中でも鉱物組成,全岩化学組成,火山ガラスの形態,火山ガラスの屈折率,火山ガラスの化学組成の5項目を調べた.また,硫黄島軽石の火山ガラスの屈折率は1.520~1.525の値をとる.その結果,遠州灘・駿河湾に漂着した暗褐色軽石は硫黄島起源であることが判明した.今後は硫黄島軽石を色調で分類し,種類ごとの岩石・鉱物レベルの情報の傾向を調べ色の違いが発生する原因を明らかにする.