講演情報

[PEM12-P09]イオノゾンデ観測を用いた成層圏突然昇温がスポラディックE層に与える影響に関する統計解析

*前田 朋毅1、Liu Huixin2、山崎 洋介3 (1.九州大学大学院理学府地球惑星科学専攻、2.九州大学理学研究院地球惑星科学専攻 九州大学宙空環境研究センター、3.ロストック大学ライプニッツ大気物理学研究所)

キーワード:

スポラディックE層(Es層)、成層圏突然昇温(SSW)

電離圏現象の1つに、上空100km付近に局地的・突発的に発生する特殊な電離層として、スポラディックE層(Es層)がある。また、冬季極域の極渦の弱化・崩壊を大きな特徴とする成層圏突然昇温(Sudden Stratospheric Warming : SSW) は、成層圏だけでなく電離圏にも影響を及ぼす現象である。Andoh et al., 2024は2009年のSSWと冬季のEs層強化の関係をCOSMIC-1/RO観測とGAIAモデルによる中性風を用いて地球規模でEs層強化の分布とそのメカニズムについて検証した。本研究では、イオノゾンデ観測を用いてSSWに関連した成層圏極渦の弱化や、その逆の極渦の強化に伴うEs層の変動を統計的に解析し、それらの関連性を検討する。