講演情報
[U15-P01]自然災害軽減への挑戦:今と昔(U-15への招待)
*吾妻 崇1 (1.国立研究開発法人産業技術総合研究所)
キーワード:
自然災害、観測・モニタリング、複合災害、自然災害伝承碑
本発表では、U-15「多様な自然災害関連情報の利活用:被害軽減に向けた統合・展開」のセッションの概要を紹介する。その長い歴史の中で、さまざまな工夫をしながら自然災害と隣り合わせの環境を生き抜いてきた。各地域における1年周期の気候変化を理解し、より長い不規則な間隔を持って発生し、人類の生活を脅かす災害と呼ばれる自然現象に対応することを繰り返してきた。その歴史の中で、我々はどういった土地で生活し、どういった住居を構え、いかにして食糧を備蓄していくかを身につけてきた。かつては「神の仕業」と考えられ、恐れられていた自然災害は、現在はその原因や発生までの進展の様子が科学的に解明され、観測され、人々に知らされるようになった。これは、自然災害から人命や社会を守るために積み重ねられてきた人類の財産である。このセッションでは、さまざまな自然災害から身を守るための情報を得るための技術とその利活用を、時代や地域の差異を越えて見つめ直し、今後の防災・減災活動を向上させることを目的として企画された。
セッションは大きく4つの要素で構成されている。第1には、地震・津波・火山噴火・台風といった個々の自然現象を観測する最先端技術とその利活用に関する発表を紹介する。この中では、観測する技術を紹介するだけでなく、その情報を解析し、社会にいかに迅速に伝えるべく工夫されているのかについても議論したい。第2には、これらの個々の自然現象が重畳して発生する複合災害に着目し、その事例として2024年能登半島地震と同し年に同地区で発生した豪雨災害を紹介する。次いで第3の要素として、過去の人々が自然災害の情報を後世に伝えるために残した自然災害伝承碑に関する国内外の事例を紹介する。最後に第4の要素として、これらの情報を解析し、減災に繋げるための研究を紹介する。口頭セッションの最後には、工学的な観点からこれらの防災・減災への取り組みへのコメントを交えたパネルディスカッションを用意している。
自然災害から我々の生活を守るために研究者のみなさんが取り組んでいる研究をこのセッションに持ち寄り、お互いに情報交換しながら、さまざまな自然現象への対処方法を向上させる一助となることを期待する。
セッションは大きく4つの要素で構成されている。第1には、地震・津波・火山噴火・台風といった個々の自然現象を観測する最先端技術とその利活用に関する発表を紹介する。この中では、観測する技術を紹介するだけでなく、その情報を解析し、社会にいかに迅速に伝えるべく工夫されているのかについても議論したい。第2には、これらの個々の自然現象が重畳して発生する複合災害に着目し、その事例として2024年能登半島地震と同し年に同地区で発生した豪雨災害を紹介する。次いで第3の要素として、過去の人々が自然災害の情報を後世に伝えるために残した自然災害伝承碑に関する国内外の事例を紹介する。最後に第4の要素として、これらの情報を解析し、減災に繋げるための研究を紹介する。口頭セッションの最後には、工学的な観点からこれらの防災・減災への取り組みへのコメントを交えたパネルディスカッションを用意している。
自然災害から我々の生活を守るために研究者のみなさんが取り組んでいる研究をこのセッションに持ち寄り、お互いに情報交換しながら、さまざまな自然現象への対処方法を向上させる一助となることを期待する。
