講演情報
[U15-P10]2024年1月の能登半島地震と2024年9月の奥能登豪雨災害による土砂災害の発生に影響を与えた要因
*大丸 裕武1、森田 開成1、岡田 夏芽1 (1.石川県立大学生物資源環境学部)
キーワード:
地すべり、2024年能登半島地震、2024年奥能登豪雨、機械学習
能登半島北部では2024年1月の地震によって多数の地すべりや崩壊が発生した。また、2024年9月の豪雨によって地震の被災地を中心に、深刻な洪水災害と土砂災害がもたらされた。2024年9月の豪雨による災害の発生には、同年1月の地震による地盤の脆弱化が影響を与えたことが推定されているが、詳細については十分に明らかにされていない。筆者らは能登半島北部の門前地域と町野地域を対象に機械学習によって2024年の地震と豪雨で発生した災害に影響を与えた要因について解析を行った。その結果、門前地域と町野地域の双方で、地震による地形変化が豪雨による土砂災害に大きな影響を与えたことが明らかとなった。門前地域と町野地域の双方で、森林が崩壊発生を抑止したことが示唆されたが、地すべりの発生に対する抑止効果は認められなかった。町野地域では、珪質泥岩の流れ盤構造や過去の土地利用も地震時の土砂災害に影響を与えたことが示唆された。
