講演情報

[P10]担持白金触媒によるメタンからシアン化水素の低温生成における反応条件の検討

○山下 笑佳1、髙垣 敦1 (1. 横浜国立大学)

キーワード:

methane、hydrogen cyanide、platinum catalyst

アルミナ担持白金触媒を用いることによって、メタンに対して一酸化窒素が酸化剤として働き、シアン化水素が400℃程度で生成することをこれまでに報告してきた。本研究では、ガス組成・温度・滞留時間等の反応条件がHCN収率に及ぼす影響を検討した。NOの濃度が1.5%でHCNの窒素収率が5.9%を記録した。また、反応温度の検討では475℃が最適条件であることが分かり、HCN収率は10.7%となった。