講演情報
[1C15]地震被災対応 ~変形した配管の使用再開について~
○笹川 駿介1 (1. 出光興産株式会社 生産技術センター エンジニアリング室 設計・プロジェクト統括グループ)
キーワード:
earthquake、pipe、simulation
令和6年能登半島地震により当社の危険物施設が被災し、液状化により配管カルバートが浮上し配管が変形した。配管カルバートは当社の所有物では無い為、原型復旧には長期を要すると予想され、当社設備の復旧遅れが懸念された。設備の早期使用再開のため、一定の応急処置をした上で変形配管を再使用することを検討した。本復旧までに変形状態で再度地震を受けた場合を想定して配管シミュレーション評価等を行い健全性を確認した。使用再開までの検討事項を報告する。