講演情報

[1F03]炭化鉄触媒の結晶構造の違いによるCO2水素化反応への影響

○柳田 晃秀1、小水 大輔1、堀越 大暉1、田代 啓悟1、里川 重夫1 (1. 成蹊大学)

キーワード:

iron carbide、CO2 hydrogenation、reverse water gas shift

異なる結晶構造を有する炭化鉄触媒(Fe3C,Fe5C2)について、常圧での逆水性ガスシフト反応性を調査した。Fe3Cは、Fe5C2およびFe3O4を主成分とする酸化鉄と比べ、高いCO生成速度を示した。活性化エネルギーの比較から、両炭化鉄触媒では反応メカニズムが異なることが示唆された。また、圧力の影響に関しても両炭化鉄触媒では大きく異なることを見出した。