講演情報
[P37]水‐二酸化炭素溶媒を利用したへミセルロース成分のフルフラール変換
○佐藤 修1、日吉 範人1、谷口 賢吉1、白井 誠之2、山口 有朋1 (1. 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門、2. 岩手大学 理工学部)
キーワード:
water-carbon dioxide solvent、biomass、furfural
固体酸である陽イオン交換樹脂を用いた高温水中の キシロース‐フルフラール変換反応では,反応時間 の経過に伴うフルフラール収率および選択率の低下を生じる.超臨界二酸化炭素によりフルフラールを系外に連続抽出する,水‐二酸化炭素二相溶媒系の検討によりはこれらの改善を図り,実バイオマスのヘミセルロース成分のフルフラール変換に適用した結果について発表する。