講演情報
[2B14]CO2水素化による低級オレフィン/パラフィン選択性スイッチを指向した担持Fe–Mn–Pt触媒の開発
○北條 智裕1、矢部 智宏1、山口 和也1 (1. 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻)
キーワード:
Carbon dioxide hydrogenation、Supported Fe–Mn–Pt catalyst、Selectivity switch
CO2排出量削減と炭素資源循環のため、グリーン水素と触媒を用いたCO2水素化による炭化水素への転換が注目されている。炭化水素は炭素鎖長に加えて不飽和結合の有無によっても使途が変わるため、将来の社会展開の観点からその選択性制御が重要である。本研究ではAl2O3担体に担持したFe–Mn複合酸化物と金属Ptの界面形成の形態を制御し、水素スピルオーバーの影響を利用した低級オレフィンとパラフィンの選択性スイッチに成功した。