講演情報

[2E21]数値流体解析を用いたトリクルベッドリアクター入口構造変更による偏流影響シミュレーション

○鈴木 伸也1、夏原 健太1、森永 正隆1 (1. コスモ石油株式会社)

キーワード:

Computational fluid dynamics、Trickle bed reactor、Drift

トリクルベッドリアクターの安全・安定運転には、触媒層における偏流対策が重要である。中でも入口構造の変更は有用な直接対策であるが、予め効果を予測することは困難である。そこで本検討では、リアクター入口の構造物やディフューザーの形状が触媒層内の液拡散状態に与える影響を数値流体解析によってシミュレーションした。結果として、多孔板や邪魔板の設置、ディフューザーの開度アップが偏流緩和へ有効であると推定された。