講演情報
[22a-13M-3]フェムト秒レーザーのラスタースキャンによる動物細胞への連続分子導入
八田 歩花1、〇丹賀 直美1、岡野 和宣1、釣 優香1、細川 陽一郎1 (1.奈良先端大物質)
キーワード:
オプトポレーション,バイオ応用技術,細胞操作
本研究では、細胞への外来物質導入技術の一つであるフォトポレーションを、フェムト秒レーザーのラスタースキャンにより、処理効率を向上させようとした結果について報告する。マウス線維芽細胞に、蛍光標識した多糖であるFITCデキストランをラスタースキャンにより導入し、分子の導入成功率は手動操作の約半分となったが、処理効率は10倍以上に向上させることができた。