講演情報
[22a-1BJ-5]磁気配向に最適な石炭系ピッチに含まれる低分子量炭化水素量の探索
〇(M1)松尾 雄太1、勝木 明夫2、尾関 寿美男1、浜崎 亜富1 (1.信州大理、2.信州大全学教育)
キーワード:
磁気配向,メソフェーズ
石炭系ピッチは、メソフェーズと呼ばれる液晶相を経由して炭素体となる。メソフェーズは磁気配向し、高配向性の炭素体は黒鉛合成エネルギーを抑制できることが示唆されている。そして炭素結晶子と溶融成分の比率が、磁気配向の最適化に必要である。353 Kの熱処理を行うことで低分子量成分の揮発が示唆された。磁気配向に最適な保持時間が15-30 分であることが分かった。