講演情報

[22a-1BJ-7]三極電磁石による回転磁場発生装置の開発

〇浜崎 亜富1、武内 裕香2、川口 秀樹2 (1.信州大理、2.室蘭工大)

キーワード:

磁石開発

回転磁場の応用は、材料の機能化に寄与することが示唆されている。先に開発した四極磁石では、四方を囲まれているため、スペースの制約から付属部品の取り付けが困難であった。そこで、スペースに余裕のある3極磁石を用いて、各極に電流を流したときの磁気の向きの変化を3次元有限積分法(FIT)でシミュレーションした。その結果、磁気方向は4×4mm2の範囲内で任意の角度を向くことがわかった。さらに、対になっていないコイルの電流値を調整することで、磁場の強さも一定に保つことができる。