講演情報

[22a-1BN-2]ナノ光熱変換における高次モードプラズモンの利用

〇瀬戸浦 健仁1、田村 守2,3、押切 友也4,5、飯田 琢也6,3 (1.神戸高専、2.阪大基礎工、3.阪公大LAC-SYS研、4.東北大多元研、5.北大電子研、6.阪公大理)

キーワード:

サーモプラズモニクス,高次モードプラズモン,熱泳動

熱泳動および熱対流によって微小物質のマニピュレーションを自在に行うためには、ナノスケールの温度分布を任意に造形することが鍵となる。本講演では、遷移金属であるマンガンのナノロッドを対象にプラズモニック加熱を行うと、励起するプラズモンのモードに応じてナノロッド表面の温度分布が劇的にスイッチングされることを数値計算で見出したため、これを報告する。